『高瀬佳子ピアノリサイタル』まで50日を切りました。チラシ・ポスターは行き渡っていますか?身近な友人・知人・親戚そして家族へのチケット販売は順調でしょうか?取りこぼしの無い様に、今一度リストアップとチェックをして折角の機会を逃してもらわないようにしましょう。
今回は高槻の文化としての「ピアノと地酒のコラボレーション」を主題に、十河陽一氏の新作「けさたんと狂詩曲」も世界初公開されます。
ほぼ毎月会合を続けてきていますが、皆さん多忙だと見えて、出席される方々も減少しています。もっと事務局がしっかりその分フォローすべきとわかっていますが、なれない職場で通勤にも時間をとられ、ニュースの発行も滞ってしまい申し訳なく思っています。お許しください。
ここでもう一度、おさらいの意味で日程を再確認いたしますと
★プレイベント(公開リハーサル)★ 3月14日(金)午後6時入場受付 午後7時開演
公開リハーサルの後、清鶴酒造の石井清隆蔵元に「富田酒の歴史と現在」を語っていただき、そして後数人のパネラーによる「お酒井戸端会議」の予定です。
★高瀬佳子ピアノリサイタル★
3月22日(土)午後1時開場 午後2時開演 全席自由
シューマン、ベートーヴェン、クープラン、ドボルジャーク、十河陽一の作品演奏。
入場料は 一 般 前売:3,000円 当日:3,500円
高槻文化友の会会員 前売:2,700円 当日:3,150円
19歳以下 前売:2,000円 当日:2,500円
1枚のチケットで両日入場できます。前売チケットは14日のプレイベント受付でも購入いただけます。
リハーサル及び本番当日の詳細について打合せをいたしますので2月16日(土)午後6時たま絵にぜひともお集まり頂きますようお願いいたします。
高瀬佳子ピアノリサイタル当日は、清鶴酒造の蔵元のご好意で、蔵の最高品酒で全国新酒監評会に出品する清鶴純米大吟醸「フリーラン」を醸しているほぼ30日間、高瀬佳子さんのCDをもろみに聴かせていただき、そのお酒を22日に「WELCOME DRINK」として試飲させていただけることになりました。正に高槻の名ピアニストと銘酒の発表会でもあるのです。
★★★★★★★★★★★
今回のチラシの裏面には詩人で会員の一人でもある梶谷忠大さんが
ピアノ鳴る
水面に生(あ)るる 漣(さざなみ)の
怒涛(どとう)となりゆく 浪漫(ろまん)の調べ
と題した詩を書いていただきました。また下記のような文面で演奏会への勧誘をしてくれていいます。
寒中お見舞い申し上げます。 さて、突然このようなものをお送りしてびっくりされたかも知れません。昨年高瀬佳子さんのピアノリサイタルを聴き、演奏の力強さと心に伝わる表現力に感動いたしました。以前、高槻在住のピアノ・音楽教師北村智恵さんが阪神淡路大震災義捐金のためのチャリティ音楽会「続けなければ続かない」をずっと続けておられ、私もほとんど毎回参加させてもらっていました。その中に高瀬さんのピアノコンサートも何度か催されていましたが参加できずにいました。
昨年のピアノリサイタルにつづいて何度かプチリサイタルも聴く機会があり、私も高瀬佳子を聴く会の会員になりました。会員の皆さんとお話をする機会を持つにつれて、高瀬さんの少女時代のピアノの先生が北村さんであることや、ご主人が作曲の十河陽一氏であることなど知りました。
また、聴く会のメンバーが自らピアノやフルートやバイオリンを演奏されたり、シャンソンや歌曲を歌われたり、画家や絵本作家がいたりと才能ゆたかな方々が多く、集まりも自由でサロン的な魅力があることを知りました。会員の発表会のような催しに私も参加させてもらい詩の朗読などをしました。また今回、ピアノリサイタルの後ろの方でそっと添うという形での、高槻(富田)の地酒とのコラボレーションの企画にも参加するということになりました。「高槻の地酒を愛する会」なるものは立ち上げたばかりで実態づくりはまったくこれからです。
日頃、音楽など余り聴かないという方もぜひ今回のチャンスを見逃さず、いちど<誘惑>に乗っていただきたいと思い、ご案内をさせていただきました。その誘惑の助っ人として、脳科学者でNHKの番組「プロフェッショナル」ホスト役の茂木健一氏の最近の著書「すべては音楽から生まれる−脳とシューベルト」の一節を紹介させていただきます。
○音楽が始まる前には全く存在しなかった感情や情動が<私>の中に生まれるということだけはわかる。これが音楽の魅力であり、すごさなんだと思う。 …中略… だから私は新しい自分に出会いたくてコンサート会場へ足を運ぶ。演奏に耳を傾けることで、今の自分の人生がどのくらい豊かであったかを確かめる。
○一回性の出会いを求めて私はコンサートに足を運ぶ。それが「生きる」ということであり、人生そのものであるのかも知れない。
○そもそも脳の中の運動とは、一千億個のニューロンによる交響曲だといってもいい。 …中略… そしてニューロンは休まない。絶え間なく、常に端々しいハーモニーを奏で続けているのが、脳における神経細胞群の働きなのである。
ぜひ貴方ご自身の音楽体験をおもち下さいますよう、ご案内申し上げます。
平成二十年二月吉日 梶谷忠大 拝
|
高瀬佳子さんからは次のメッセージを頂いています。
本格的な寒さの中、いかがお過ごしでしょうか。いつもお世話になりまして有難うございます。
この度別紙のとおり、高槻市文化振興事業団の共催で、3月22日(土)午後2時より、高槻現代劇場中ホールにてリサイタルを開催致します。
私の演奏を度々聴いて下さっている方々、様々な形で支えて頂いている方たちによって「高瀬佳子を聴く会」が発足して早や1年半。昨年に続き、今回もこの会主催のリサイタルです。会合はいつも途中から楽しい飲み会に移行し、「高瀬佳子を聴く会」というより、「高瀬佳子を肴にして飲もう会」という感じになってきております。
そんな中で出された案は、高槻の地酒や、お酒を造るための仕込み水をウェルカムドリンクとしてふるまおうという、大変ユニークな企画です。そして高槻・富田酒の五百年の歴史と伝統を継いだ造り酒屋の清鶴酒造がお酒(しかも最高級の純米大吟醸です!)を提供してくださることになりました。 また前回と同じく、プレイベントとして3月14日(金)午後7時より同じホールで、公開リハーサルや、清鶴酒造・石井清隆社長の高槻の地酒についてのお話、井戸端トークセッション「音楽とお酒、言いたい放題」などが行われる予定です。
ですから今回のプログラムは、お酒にちなんで、お祭りやお酒に関する曲が中心です。
ドイツ19世紀ロマン派の代表である、シューマンのピアノ曲の中では最も華やかな名曲「謝肉祭」、チェコのドヴォルジャーク作曲でお酒の神様のお祭りである「バッカナーレ」、フランスの古きバロック時代の作曲家クープランの「酔っ払いと猿と熊が引き起こした一味の混乱と狼狽」という、変わった名前の大変珍しい曲も演奏致します。また、死の間際でさえ、届いたワインが飲めないことを残念がったという、お酒好きなベートーヴェンの最後のピアノソナタOp.111は、人生への激しい執着と静かで深い祈りがこめられた曲です。そして、今回の企画のために新しく作曲された十河陽一「けさたんと狂詩曲」。「けさたんと」というのは、「けさたんとのめや菖(あやめ)の富田酒(とんたさけ)」(上から読んでも下から読んでも同じ回文)からとられたもので、芭蕉の高弟、宝井其角が、当時江戸でも名高かった富田の酒を詠んだ俳句から、インスピレーションを得た作品です。他にも、シューマン「アラベスク」やドヴォルジャーク「スラブ舞曲」などの親しみやすい名曲を演奏します。
また高槻まちづくり株式会社が淀川・高槻市鵜殿のヨシ紙を提供してくださって、それを当日お配りするプログラムに使わせていただきます。他にも本当に様々な方がたが、それぞれ力をお貸しくださって開催するリサイタルです。この幸せに感謝しながら、今の自分にできる精一杯の表現をしたいと思っております。
お忙しい中、誠に恐縮ですが、ご来聴いただければ大変嬉しく思いますので、ここにご案内申し上げます。時節柄、どうかご自愛くださいませ。
2008年2月 高瀬佳子
★★★★★★★★★★★★★
☆3月2日(日)午後2時〜 酒 蔵 見 学 会 「午後1時45分阪急富田駅改札集合」
高瀬佳子さんのCDを聴かせたお酒が上槽(搾る)されます。さてどんな味のお酒になっているかお楽しみ!
☆2月4日(月)〜29日(金) Life with Music 平野はるひ展(当会会員)
午前10時〜午後5時 土・日・祝日休館 入場無料
主催 読売新聞大阪本社/読売テレビ/JR日本
場所 JR大阪 セルヴィスギャラリー
(JR東西線北新地駅B1F tel 06-6342-0411 )
☆田中直子さん(当会会員) 100号「楓」を出品されています 2月5日(火)〜2月10日(日) 10時〜18時 *最終日は17時まで 場所 : 京都府立文化芸術会館 「京都新制作絵画部作家展」
075−222−0847/1046 市バス府立医大病院前下車すぐ
皆さんのアイデア・意見は事務局の成岡までどしどしお寄せ下さい。
希望(その他何でもOK)や意見、入会の動機などを、事務局までメールまたはFAXでお寄せいただけれ ばありがたいです。お待ちしています。
- 《高瀬佳子を聴く会》呼びかけ人
東寛也、 橋本タマエ、 平野はるひ、池田和生、 稲本義信、川中洋子、 河村真理子、 岸田典子、 小西雅子、 真砂卓三、松本年生、 成岡卓翁、 西村浩一、 大田江里、 小川光、 岡本良晃、杉田由紀子、 田中直子、 十河陽一、 横山泰彦
連絡事務局「酒肴料理たま絵」 〒569−0802 高槻市北園町16−22 (阪急高槻市駅北口ひまわり薬局入るすぐ) 電話:072−682−4178(平日午後4時より)
事務局:成岡卓翁 takuohnarioka@hotmail.com Fax:072-672-1569
|
|